臨床開発モニター(CRA)は激務なのか(第2回)

医療
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パパベイビーは普段、臨床開発モニター(CRA)として働いています。

この仕事をしていると、周りからよく聞かれることがあります。

「モニターって激務じゃないの?」

結論から言うと、激務です。

ただ、その時、その人の状況によりますので、CRAを目指す方、転職を検討している方向けに、解説したいと思います。

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臨床開発モニター(CRA)のお仕事とは?

ざっくり言うと、メインのお仕事としては「医療機関で治験がちゃんと実施されているかを第三者的にモニタリング(監視)する仕事」です。

メーカーやCROで稼働することがほとんどだと思いますが、仕事内容はほぼ同様です。

ここでは割愛しますが、詳細な仕事内容等を知りたい方は、Answersの記事をご参考ください。(引用:CRA(臨床開発モニター)の仕事内容・働き方

なぜ、激務なのか?

理由としては、下記のような点が挙げられます。

  • 締め切りを求められる仕事が多い
  • 単純に仕事量が多い
  • 日本全国に外勤する可能性がある
  • 緊急対応が多い

締め切りを求められる仕事が多い

CRAは医療機関側と企業側、どちらにも関わる仕事になります。

例えば、医療機関側では、IRB(治験審査委員会)で治験が規定に沿って実施されているかどうかを確認していますので、必要な書類提出期限等があります。

一方、企業側では、薬剤承認を得て、新薬を早く世に流通させることが目標になりますので、治験の登録終了期限等が定められていることがほとんどです。

上記のような、期限を遵守するために、書類や資材作成を行ったり、医療機関のスタッフ(DrやCRC等)とコミュニケーションをとりながら、予定期間内に登録を完了させられるようにアクションを取る必要があります。

要は、多くの「締め切り」というプレッシャーを抱えながら行う仕事ということです。

単純に仕事量が多い

モニター経験のある方はわかると思いますが、モニターは「なんでも屋」に近い職業です。

とりあえず、担当している治験のことで何か問題が起きると、まずはモニターに連絡が来ることがほとんどです。

例えば、外部搬入した機器がうまく作動しなかったり、使用する外部システムの使用方法が不明瞭な場合など、担当外の領域の要件でも、とりあえず対応しないといけないのがモニターです。

自分の守備範囲外の仕事が多くのしかかってくるため、単純に仕事量が多くなります。

日本全国に外勤する可能性がある

現時点では、モニターは医療機関に出向いてモニタリングすることがほとんどです。

状況によりますが、月に外勤は4〜8回、訪問結果を報告書でまとめる等の仕事もありますので、もちろん内勤作業も発生します。

医療機関は「全国」どこでも存在しますので、全国を飛び回る可能性があります。

地方の場合は、移動だけで1日が終わってしまうことも多々ありますが、内勤作業もどこかで対応しなければならないため、時間管理がとても大切です。

緊急対応が多い

もちろん、「治験に参加する=未承認のお薬を投薬する」ことになりますので、治験参加者(被験者)の状態に問題が発生することがあります。

その時には、土日祝日問わず、緊急報告が必要になる場合がありますので、緊急対応が多くなります。医療機関側のスタッフと同様に、休み中も携帯電話は離せないような状況になります。

PJ内容や担当フェーズ次第では、そこまで激務でもなくなる

お薬にも色々な種類があります。

比較的安全性の高いお薬や、抗がん剤のようなリスクの高いお薬もあり、担当するPJによっては、難易度が異なります。

また、モニタリングを行うまでにも、様々なフェーズがあります。

施設選定、施設立ち上げ、治験登録、治験終了と各フェーズに分かれていることがほとんどですので、担当するフェーズによっても拘束時間が異なります。

まとめ

モニターは激務なのか?その理由について、現職CRAの目線で解説してみました。

モニターは、上記で述べたようにプレッシャーやストレスも多く感じることがあります。

医療現場は常にプレッシャーとの戦いなので、ある程度は仕方ないとは思います。

ただ、お薬を世に出すことで、多くの患者を助けることができるという点で、「やりがい」はありますし、比較的高収入を得られる仕事でもあります。

やればやるだけ評価される世界でもあるので、ガツガツやって出世したい!って方は向いていると思いますので、参考になれば、嬉しいです。

ほな、またね。

こんな記事も書いています。

臨床開発モニター(CRA)はいつもどんな仕事をしているのか?
以下の記事では、仕事内容について解説しています。

年収や昇給率について、知りたい方は以下の記事をご覧ください。

パパベイビーの処世術については、以下の記事で解説しています。

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